ローズマリーウォーター

明日は8月31日。
831で野菜の日らしい。
いつも思うけど、語呂合わせの記念日は当たり前だけど日本でしか通用しない。
少し前に ONE OK ROCK が好きな海外の友達と話していた時に “10969” コレについて説明したかったけど面倒でやめてしまった。日本語って難しくて面白い。
ちなみにその友達は “ワンオーケーロック” といっていたので訂正してあげたら “1時じゃん!!” って、笑。そう、日本人は語呂合わせ大好きなの。

さて、野菜の日を目前として、野菜を買いにいきました。
そしてハーブウォーターが無くなりそうなので材料を仕入れようとスーパーマーケットの野菜売り場で立ちすくむ私。
穂紫蘇が目に入り、好きなのでそれにしようかと考えたけど、効能が不明だったのと、先日シソを蒸留した友人が生臭い・エグイと言っていたので却下。結局ローズマリーを選択。

家で化粧水として使うハーブウォーターの9割はローズマリー
大好きなの。香りも、食べるのも。
今はベランダ無しの小さなアパートメント暮らしだけど以前はベランダでローズマリーを栽培してたからいつでも摘んで料理に使ってた。
枯れないし美味しいし効能もバッチリで優秀なハーブ。あぁ、育てたい。

さて、ローズマリーウォーターの効能
ヨーロッパでは若返りのハーブなんて呼ばれてる。それは抗酸化作用が強くて保湿効果もあるから。あと記憶力を高めるのにも良いって言われるけど、ウォーターにはその効果は薄そうかな。
他には抗菌作用・抗炎症作用、スチームや温湿布で老廃物を排出させ毛穴のつまりを取り除いてくれるなど全般的に肌に嬉しい効果がある。特に夏は香りが良くて冷蔵庫から出したローズマリーウォーターをお風呂上りに使うのは至福の時間。毛穴がキュッと閉まるのが感じられるほど。
肌に良いのでシャンプー後に頭皮にかけたりするのも気持ちいいし、ふわっと良い香りがして爽やか。
(表記はないけど、いつも使っているのはローズマリーベルベノンのはず)

あとは飲む水に加えてデトックスウォーター、バニラアイスにかけて食べるのも美味しい!!やっぱり万能
(ちなみに精油は脂肪溶解作用があるので最近お腹に塗っているけど、ちゃんと効果があって嬉しい)

ハーブウォーターを作るのは結構簡単。
とは言っても専用の器具が無いと効率よく採れないのでそれが大事。
でも、自分が使うものが自分で作れるのは楽しいし、余分なものが入ってないから安心。
私はズボラだし健康マニアでもない、美容にも力を入れない。でも結局それが一番大事なんだと思ってる。必要なものだけ入れて、後は清潔にしていればそれが本来あるべき姿で一番美しい姿。
この先も化粧品にこだわって沢山揃えたりせずに、最小限で生きていきたい。

イランイラン

Conanga odorata, バンレイシ科
花、 マダガスカル・コモロ連合

アロマテラピーでなくてもよく耳にする名前の一つかな。
よくおしゃれな雑貨屋さんのキャンドルとかルームフレグランスなんかにイランイランの香りのものがありますね。

初めて精油の香りを嗅いだ時、なんとも受け付け難い香りだったのを憶えてるけど、不思議と今はまぁまぁ好き寄りの香りになってきた。

直感的にすごく好きな香り・絶対嫌いな香り・好きだったけど今は嫌いな香り・その逆で嫌いだったのに気にならなくなる香り、、、いろいろある。
それは身体が求めているからと言うのが一番説明しやすい。
香りは理性ではなく本能で感じるものだから、嗅いでいたいと思う香りの中には身体に必要な成分が入っている。
反対に嗅ぎたい香りを嗅ぎ続けると、知らないうちに欲しなくなる時が来る。いわゆる“満たされた”と言われる現象。身体に必要な成分の効果が出て、身体に変化が起きたため必要ではなくなった。と言うこと。

昔は嫌いだったのに、今は心地よく感じるということは、いま私に必要なものは・・・

主要成分
セスキテルペン炭化水素(-)  18-50%
セスキテルペン炭化水素(+) β-カリオフィレン 5-15%
エステル類 酢酸ゲラニル 2-15%
モノテルペンアルコール類 リナロール 5-10%
フェノールメチルエーテル類
 p-クレゾールメチルエーテル tr.-5%
特性
鎮痙攣作用・抗鬱作用・鎮静作用・神経バランス維持作用・鎮痛作用
血圧降下作用・不整脈調整作用・誘眠作用・催淫作用
性的強壮作用・抗炎症作用・皮脂調整作用・糖尿病予防作用

イランイランでよく言われるのが催淫作用と性的強壮作用。
南国のリゾートホテルでよくベッドの上にイランイランが置かれていたりするが、ハネムーン用なのか、単に地域の花だからか・・・
女性ホルモンが不安定になる時などに使いと良いとも言われたりね。

あとは、とにかく精神的にも身体的にも落とす・沈めるタイプの香りなので、イライラしている時や興奮して眠れない時・筋肉痛などを解消させたい時も有効。
鎮痛作用がしっかり出るので出産時にこの香りを嗅ぎながら挑んだ方もいたと聞いたことがある。私も怪我で痛い時は試してみよう。

血圧も下げるので高血圧症の方は良いが、低血圧の方は吐き気や身体に異状をきたすので要注意。

はじめてみた時は「え?これが花?地味・・・」イメージと違った

成分をよくよく見るとバランスよく配合されているので、オールラウンダータイプ。香りが後々までしっかり感じられるタイプなので調合の際は少な目のほうが良さそうだけど成分を見ると多めに入れたくなるなぁ。

イランイラン精油に関しては蒸留で時間ごとに区切って分別蒸留され、最初に得られるものが Extra、それから 1st, 2nd, 3rd と区別されるが、セカンド、サードを嗅いだことがない。実は私が知っているイランイランより好きな香りかも?嗅いで見たいなぁ…

こうやって成分を改めてみると結構使える作用がいっぱいでありがたい精油ってのがわかる。昔好きじゃなかったのはすごい低血圧だったからかな?
使えるようになった今、活用しない手はない♪肌にもいいからどんどん使ってみよう♪

ラベンダー・アングスティフォリア

Lavandula angustufolia ssp.angustifolia
シソ科、花穂、フランス

アロマテラピーを知らなくても、ラベンダーってリラックスに良いんでしょ?なんていう情報、多くの方がご存知なんだと思う。
私も大昔から言われているおばあちゃんの知恵袋的な感じで知らないうちに知っていたことの一つ。

でも、アロマテラピーを学んでラベンダーであればリラックスできるのではないと知らされ、なんだか面倒だなと思いつつも、知りたがりの性格を刺激されワクワクしたのを憶えている。

主要成分
モノテルペンアルコール類 リナロール 30-50%
エステル類        酢酸リナリル 25-45%
モノテルペン炭化水素類
セスキテルペン炭化水素類
特性
鎮痙攣作用、瘢痕形成作用、抗真菌作用
鎮静作用、誘眠作用、抗鬱作用、皮膚組織再生作用、筋肉弛緩作用
血圧降下作用、抗菌作用、抗炎症作用、抗感染作用、抗微生物作用…

アロマテラピーが追求されていくきっかけとなった精油であることでも有名で、その際はひどい火傷がこの精油によって回復した事により研究が進められていったとか。
私としては、その人は先に何を研究していて火傷になり、どうしてそこにラベンダーの精油があり、どうしてそれを火傷にかけたのか、そっちのほうが気になっている。そもそも精油を研究していたのでは?
先日そのことを質問したら、実際にその方のお孫さんに会われた方からは、ラベンダーは原液で使用したらしいという事だけは伺えたのだが、それ以上は。。。
ただ、薄々ラベンダーの効果が分かっていて、期待をして使ったのだろう。じゃなきゃ、火傷で痛いのにわけの分からない液体を患部にかけたりしないよね。

図解

香りは初めて嗅いだ時は好きではなかったけど、だんだん気にならなくなってきた。慣れかな?ベタだから手にする機会が多いからかもしれない。
アロマテラピーというものに触れてこなかった50代以上の方とかは、トイレの芳香剤を連想する方もいらっしゃる様で、反射的に嫌がる方もいらっしゃる様で…解らなくはないかな。
私が子供の頃は(まだ昭和)トイレやタンスの芳香剤とか、キツイ変なニオイだったもんなぁ。

アロマ系の人の中では、どれか一つだけ製油を選ぶならラベンダー。と言う方が多いようだが、まぁ頷ける。適用範囲が広くて香りもきつくない、身体的・精神的どちらの不調にも使えて抗菌効果もある、医療・美容どちらにも使える上に禁忌事項がない。万能と言われるのもわかる。

ただ、気をつけるのはやはり選び方。
ケモタイプで成分解説付きで私が学んだだけでも5種類、禁忌事項や注意事項があるものもある。もちろん全部香りが違う。
メディカルアロマ以外でも精油になっているラベンダーも多いし、精油になっていないラベンダーの品種も沢山ある。今も増え続けているだろうし憶えられない・憶える気もない。
一般に流通している“ラベンダー精油”と言うのは一体どの種類のラベンダーのことなのか、説明しているものは少ない。種類が書いてあっても本当にビンの中にそれが入っているのか、成分分析表がついているものはもっと少ない。
特にラベンダーやローズ精油は偽物も多く、精油を薄めてある・安いものとブレンドして売っているなどはよく聞く話。それでは効果効能がわからないだけではなく、古くなっていて逆に身体に悪影響が出ることさえ予想できる。でも、雑貨品だからどう売っても違法ではない。消費者である自分たちが正しく選ぶ目を養わなければ製油に関わらず粗悪品を掴まされる時代、自分が成長しなければ。

ネガティブな話になってしまったがアングスティフォリアの効果は素敵だ。どんな用途のものにもブレンドできるし、香りを安定・親しみやすいものにしたい時も役立つ、やはり万能。
私はリラックスと肌への影響を考えてナイトクリームにするのが良いかな。ニキビ肌ならティートゥリーと、シワが気になるならローズ、美白ならセロリと合わせれば効果も期待できるし、単に好きな香りと組み合わせるだけでもアングスティフォリア自体がオールラウンダーだから、もぅ何でもアリ。
あ・・・でもリップクリームにはしたくないかな。私も昔の芳香剤を思い出しちゃうタイプだから

プチグレン

Citrus aurantium ssp. amara
ミカン科/葉/イタリア・パラグアイ

オレンジビターの葉、機関が違うとプチグレインなどとも呼ばれる。
日本には近縁種のダイダイが存在する

個人的に私の思い出深い精油のひとつ。
NARDインストラクター2次口述試験のテーマでした

成分
・エステル類/酢酸リナリル45-55%
・モノテルペンアルコール類/リナロール20-30%
・その他、エステル類/アントラニル酸ジメチル
特性
・鎮痙攣作用(神経性)
・神経バランス回復作用
・抗アドレナリン作用
・リラックス作用
・自律神経調整作用
・誘眠作用
・瘢痕形成作用
・皮膚組織再生作用・・・

特筆すべきはセロトニン生合成に関係が強く少量でも非常に強い抗不安作用を持つアントラニル酸ジメチルを微量含有していること

主成分はラベンダー・アングスティフォリアと同じだが、構成割合と主成分以外の成分構成の違いで香りの印象が全く違う。
特に前記のアントラニル酸ジメチルの効果を期待して使うケースが多いと思う。さほど強く印象的な香りではないので、他の精油とブレンドしやすい。好きな香りにしながらリラックス効果・安眠を促したい時に最適。

ストレスが原因となる諸症状にも効果的なので、疲れた時や定期的に使用することで、意識せずに肌・内臓・精神の回復に効果が挙げられそう。

と、今までに一番長い時間調べた精油なのでコメントが学術的で面白くない。でも調べた甲斐があり、特段好きでもなく印象にない精油だったが、積極的に使おうとまでするほど意識が変わったし、実際に使いやすそう。とにかく私はいま疲れてるので、自分に必要なのかな。

農場研修

先日、山梨の無農薬農場にてダマスクローズをはじめハーブの摘み取りとアロマテラピーの研修をしてきました。
ちょうど梅雨に入ってしまった中、運良くこの日だけ素敵な青空
初体験のハーブの摘み取りと農場スタッフさんの貴重なお話を伺えました。


農場は無農薬にするため標高の高い放耕地だそうで、空気が澄んできれいでした。バラの農地に行くとお昼近くにも関わらず風に乗ってバラの香りが。
早朝だったらむせるほど香りそう。
しばらく黙々と花を摘んですぐに車の荷台がバラでいっぱいに!!


摘んだバラを水蒸気蒸留して、ローズウォーターを作成。

お待ちかねのランチは近くのレストランに連れて行っていただけました。

自然に触れ合った後に美味しいランチ。なんとも平和な日です。

食事の後はレストランの素敵なお庭をお散歩してみたり、この梅雨の中お天気が良くて本当に有難かったなぁ。

農場職員さんにハーブのお話も伺えて、初めて生の胡桃の実を見せていただいたり(とっても甘くていい香りだったけど、青梅と同じで毒があるから念のため口にしないほうが良いと言われ、胡桃の葉をもらってきたけど蒸留は断念しました)
フレッシュのユーカリグロブルスの葉をいただきました。コレは蒸留したけどいかにも薬効があるって香り・・・
なにせ遠いから時間があまりなくて名残惜しかったけど、またの機会を楽しみにします♪