ホホバ油

学名;Simmondsia chinensis (ホホバ科)
実(種子)、低温圧搾

正確には不飽和ロウエステル
油脂ではない

結構メジャーなオイルの一つではないかな。女性なら名前を知っている方はほとんど、男性もスキンケアをする方なら知っている・使ったことがあるという方もいらっしゃると思う。

私はあまり美容に手をかけずに暮らしていたので、ホホバの勉強をした際に実はオイルではなくロウだと聞いた時、少し怖いと感じました。
結構使っている人は多いと思うけど、ちゃんとみんな解かって使ってるかな?
ロウって事は、大げさに言えば皮膚表面に膜を張ってしまうイメージ、肌の状態によってはそれが吉と出る場合ももちろんあるけど、知らずに毎日・毎回使うものではないかな。

以前、乾燥肌で痒くて眠れないと言う男性が奥様からホホバオイルをもらい毎日背中に塗っていると仰っていた。それで改善したと伺ったが、毎日塗るのでしっかり洗浄しないと乾燥以外の問題が出そうだな…と、たまに思い出すことがある。
乾燥やアトピーで掻きむしってしまい肌表面が荒れてしまっている際はホホバは有効だと思う。表面をコーティングし外界と遮断する、皮膚の壊れてしまったバリア機能の変わりになってくれる。でも、洗浄を怠ると毛穴などに詰まってしまい、別の炎症と言う症状が出てしまう場合がある。使用は方法・量・頻度など、肌の状態をしっかり見て判断しないといけない。

組成成分
エイコセン酸 70-80%
エルシン酸  10-15%
オレイン酸  5-12%
特性
抗炎症作用・保湿作用・髪のトリートメント作用
乾燥肌・ニキビ・ヘアケアに有効
全ての肌質に適合、安定性に優れ禁忌なし

見た目はドングリみたいな感じ

Simmondsiaとは学者に因んだ名前らしく、ホホバ科にはこれ一種らしい。chinensisとあるので中国原産かと思いきやアメリカ南西部・メキシコが原産。なのでホホバ(jojoba)はスペイン語なのに合点がいく。じゃなんでchinensisなんだろ?

特色としては皮膚の酸性度を改善・調整するので脂性・混合肌の皮膚には外見を著しく改善し、乾燥した肌には活力を与える。また、使用後は皮膚に脂の膜を残さないので全てのスキンタイプに使用される。
…これがホホバが急速に支持・使用されていった理由かな。分かりやすく乾燥肌に効果が感じられるから、一般受けしそう。あと保存性に優れているから家庭でも使いやすい。

先に書いたとおり、油脂ではなく不飽和の高級アルコールが主成分の不飽和ロウエステルなので、常温では液体だけど、10-15℃で固化が始まる。
冬は白く固形化してしまうので、単体でボディクリームとしては不向き。乾燥を防ぐしリップクリームや指先に使うには効果的かも。
もともと乾燥する砂漠地帯でスキンクリームとして使われていたそうなので、乾燥のひどい所に部分的に使うのが良さそう

ホホバ油は黄色く特有の強い香りがありほとんどは脱臭濾過した精製ホホバ油が使用されている。
色を残した黄色いホホバ油と、脱色までした無色のホホバ油があるが、品質自体は変わらない。脱色に関しては単に好みの問題。
問題は脱臭・精製濾過・脱色段階で排除される成分はリン脂油、ヨウ素、ステロール類、色素。これら成分が残っていると腐敗しやすく光などに反応して白濁する原因となる。結果として肌を刺激し炎症などを起こす原因となる可能性があるので、しっかり精製されたものを選ぶ必要がある。(ホホバに限らず)

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