ファーナス油

アブラヤシ = Elaeis guineensis
ココヤシ = Cocos nucifera
主にアブラヤシの仁、ココヤシの実
分離抽出結合油 (分離抽出のため学名はナシ)

主にアブラヤシとココヤシの実から「カプリル酸とカプリン酸」という飽和脂肪酸だけを分離抽出した後にグリセリンを結合して作られた非常に安定性の高い植物油。

成分組成
カプリル酸 70-80%
カプリン酸 20-30%
特性 保湿作用
全ての肌質に適合、安定性・安全性に優れている
使用方法・使用量の目安に準ずれば禁忌なし

飽和脂肪酸=酸化の可能性が無いので保管方法・使用方法を守っていれば腐敗や劣化をほとんど起こさない。
中鎖脂肪酸のトリグリセライドの特徴として分子の大きさが非常に小さいので皮膚の深部にまで浸透する。

中鎖脂肪酸トリグリセライドであるファーナス油は体内代謝サイクルの中でステアリン酸に再結合されないため、90%近くがエネルギーとして利用されて肝臓で水と二酸化炭素に分解されてしまうので体内に蓄積されてしまうことはほとんどない。

飽和脂肪酸であるファーナス油は熱や酸に対しての安定性が非常に優れているので、保存性に優れていて取り扱いがとても簡単。

無色透明で無臭、粘度が低くサラッとしていて浸透性に優れ、精油の香りや特性に変化を与えないので、アロマテラピーのキャリアオイルとして理想的な植物油のひとつ。肌質も問わず使えることも優秀。

安定性・安全性に優れ、化粧用原料として市販の化粧品に使われていることが多いそうなので、知らず知らず既に使ったことがある方が多いと思う。

オイル自体がニュートラルなので良い面でもあるし、面白くないと感じてしまう部分はあるけど、とにかく便利な一種。

アロマテラピーを勉強する中で一番最初にキャリアとして使ったのがこのオイルだったな。初めての場合はアレルギーなどの不安がないこれを使うのが定石なのかもしれない。自分も全く知らない人に使うことを考えたらコレを選ぶと思う。
純粋な精油の効能にフォーカスして使うなら、やはりファーナスしかない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です